後輩のわきがについて

 

後輩のわきがについて

 

高校生時代の体験談ですが、私はクラブ活動で少林寺拳法をしていました。部員数は約15名でしたが、その中で一人の後輩がわきがでした。

 

少林寺拳法は関節技もあり、また、空手のような型もあります。二人一組で行う型もありその時の練習でそのわきがの後輩とペアになり、型の練習を行うことになることもありました。

 

わきがの臭いで練習に集中する事ができず、たびたび人よりも休憩をとってしまうことがありました。はたからみれば、サボっているようにも見えますが、部員の多くはなぜ休憩をしているのかわかっているので、だれも怒りにはきませんでした。

 

何度かその後輩にも気づかせようとして汗拭きシートをプレゼントしたり、スプレーをかけて匂いをごまかせるようにしましたが、後輩本人はまったく気づいていませんでした。

 

しかも、なにを勘違いしたのか、嫌がらせに思えたらしく、その事で怒り出すこともしばしばありました。そのたびに喉の奥からわきがの匂いが耐えられないことを言ってしまいそうになりましたが、とても言える事は出来ず我慢していました。

 

僕が高校を卒業するときについにあまりの匂いに恐らく二度と会わないと思いわきがの事を後輩に言ってやると、後輩も実は気づいていたらしくいつも気を使っていたようです。わきがの本人もどうしようもなくつらかったようでした。